HOME > 環境問題

環境問題

快適な暮らしと比例して問題になっている環境汚染。住宅による「シックハウス症候群」もそのひとつです。
アルプスでは地球環境を配慮して、安全で快適な暮らしのできる製品づくりを進めております。

環境ホルモンを考える

農薬やプラスチック、さまざまな産業廃棄物などの中に含まれる化学物質が微量でも、生物をコントロールするホルモンに似たような作用をもたらす「内分泌攪乱作用物質」、 通称「環境ホルモン」として人や生態系に悪影響を与えると考えられています。発ガン性をはじめ、生殖障害や神経免疫障害、そのほかまだまだ未知の障害を引き起こす毒性を いかに無くす方向に進めてゆくかが、わたしたち社会の課題となっています。

アルプスは「環境ホルモン」にも配慮しています

近年、問題になっている環境ホルモン(特にダイオキシン)に対しても、アルプスは積極的に取り組んでおり、非エンビシートアレコは、大気汚染防止法や東京都公害防止条例 有毒ガス排出基準、悪臭防止法施行規則、環境庁告示の産業廃棄物に含まれる金属等の検出方法の規定等もクリアしています。

非エンビシート[アレコ] 0ppm
塩ビシート 約200ppm

【商品例】環境に配慮した健康素材をご紹介します。

alecoアルプスエコ合板AE:ダイオキシン問題を解消した地球にやさしいアレコです。

この商品は、ポリ合板、プリント合板、メラミン板、 エコ額縁、エコ小口テープ(のり有り・無し)等も同柄で取り揃えております。
また、シート単体についてのご注文に関してもご相談承ります。

「シックハウス症候群」の原因を考える

シックハウス症候群」 とは、近年の住宅がもたらす健康障害と言われています。住宅の新築時や増築の際に使用される建材から放出される「ホルムアルデヒド」や防カビ材・ ダニ・ホコリなどもその原因のひとつと考えられています。
ホルムアルデヒド 」とは建材やインテリアに使用されている接着剤に含まれている化学物質なのです。
近年の住宅はサッシやドアなどの密閉率が高まり、この化学物質がガス状になって室内に充満しがちになり、住む人の健康に影響をおよぼします。
最近の調べでは「ホルムアルデヒド」は、 目や粘膜の炎症・喘息の悪化・アトピー性皮膚炎などの原因の一因になるとされています。 とくに小さなお子様やお年寄りのいるご家庭では、深刻な問題となっています。

安全で快適な暮らしと健康素材とは何かを考える

私たちの生活環境の中で安心して使用できる建材を考えるとき、上記のような健康を阻害する材料や成分を含まない製品作りが望まれます。
私たちアルプスは、その点にいち早く着目し、工場での生産のあり方や供給ルートの見直し、また、廃棄されたゴミ処理における問題等真摯に捉え、商品開発を進めています。

信頼の認定工場が生み出す確かな品質

確かな品質を誇るアルプス株式会社の製品は、原材料の厳選から完成まで、常にバラつきの無い信頼の品質管理を敷いた JAS規格表示許可工場で製作されています。

JAS認定工場 認定証
JAS認定工場 認定証
特殊加工化粧合板 JPIC-DW122

アルプスの常備在庫品は「F☆☆☆☆規格製品」です

「シックハウス症候群」の原因となる、建材や接着剤から発生するホルムアルデヒドを、日本農林規格(JAS)の最高水準であるF☆☆☆☆規格 まで押さえた製品です。

F☆☆☆☆認定商品

JAS基準によるホルムアルデヒド放散量表示区分

名称 マーク 放散速度の基準(※1) 特徴 内装仕上使用可能面積(※2)
規制対象外 F☆☆☆☆ 5μg/m2h以下
(0.005mg/m2h以下)
ホルムアルデヒドの放散量が少ない
新しい等級
面積の制限なし
第3種ホルムアルデヒド
発散建築材料
F☆☆☆ 20μg/m2h以下 5μg/m2h超
(0.02mg/m3h以下 0.005mg/m2h超)
ホルムアルデヒドの放散量が少ない
従来のFc0、E0相当
床面積の約2倍以内
第2種ホルムアルデヒド
発散建築材料
F☆☆ 120μg/m2h以下 20μg/m2h超
(0.12mg/m2h以下 0.02mg/m2h超)
ホルムアルデヒドの放散量がやや多い
従来のFc1,E1相当
床面積の約0.3倍以内(※3)
第1種ホルムアルデヒド
発散建築材料
F☆ 120μg/m2h超
(0.12mg/m2h超)
ホルムアルデヒドの放散量が多い
従来のFc2、E2、無等級に相当
使用できない(※4)
※1 測定条件は、温度28℃、相対湿度50%
※2 換気回数0.5回/h以上の場合
※3 正確には1/2.8=0.357倍以内になります。
※4 居室との間が気密になっている屋根裏、天井裏、床下、気密層や通気止めで区切られた外壁内部、間仕切以内などでは使用してもかまいません。